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京都 三千院 御懺法講(法華懺法)01 [行事]



本年も5月30日に日蓮宗東京都北部声明師会では、
京都大原三千院(天台宗)で開催される「御懺法講」に参列いたしました。


参加いたしましたのは、
私神保泰晴声明師会副会長、金子隆一前声明師会会長、
 下宮高純前々声明師会長、大坂浩規声明師会幹事、他会員1名の5名。

今回矢澤俊彦声明師会長は全国声明師連合会総会と日程が重なったため私が代行いたしました。



この御懺法講とは、
三千院宸殿において小堀光詮門主が調声(導師)を勤め、魚山一山(いっさん)と
山門延暦寺の僧侶によってとり行われ、宮内庁より勅使臨席のもと厳修される
三千院の重要な行事です。

御懺法講は保元2年(1157年)に後白河法皇が宮中の行事として
仁寿殿で始められたもの(宮中御懺法講)で、江戸時代までは宮中で行われていました。

御懺法講とは法華経を読誦し、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意の六つの感覚器官のこと)を懺悔し、
罪障を消滅して九品往生(くほんおうじょう)を祈るという行法です。

法華懺法(朝題目)と例時作法(夕念仏)を棒読みせず声明の博士(譜)をつけて唱え、
雅楽が演奏されます。

法要としては 声明懺法律様(しょうみょうせんぼうりつよう)
    ※声明懺法律様、声明懺法呂様、声明例時を交代で奉修





三千院の書院の庭です。前日の豪雨が大原では朝まで残り霧雨のような天候で肌寒いほどでした。

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書院廊下に置かれた寺宝類。

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昇堂いたしました。

楽座。
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